はじめまして😊41歳、高齢妊婦のサミーです。5歳と8歳の男の子の子育て奮闘中です。
この春、41歳のお誕生日を迎えて間もなく第3子の妊娠が発覚し驚きました。
どうしてそんなに驚いたかって・・・、
それは、1人目も2人目もなかなか自然に妊娠できず、不妊治療の末に授かり出産していたので、この歳で自然に授かると思っていなかったのです!
人生は驚きの連続ですね。今妊娠5か月安定期を迎えた私ですが、私が41歳で自然妊娠に至るまでのストーリーを『なぜ40代で自然に妊娠できたのか』についての考察も交えながらお伝えしたいと思います。
3人目の不妊治療頑張るも上手くいかず
私自身も夫も3人兄弟ということがあり、子供は3人ほしいという希望がありました。長男を32歳で出産し、次男を36歳で出産しました。そして次男が1歳を迎えたあたりから3人目の妊活をスタートさせました。その当時、私はまだ37歳で、30代のうちにもう一人出産したい、と思っていました。
ところが、3人目の妊活はそう簡単にはいきませんでした。1人目、2人目とわりとスムーズに妊娠することができたので、この時に初めて不妊治療の難しさに直面しました。やはり、小さな命を授かり、おなかの中で育み、無事に出産することは奇跡なのだということを痛感しました。
不妊治療は根気よく取り組まなければならないので、時間がかかるし、お金がかかります。(今現在の助成金事情は調べていませんのでわかりませんが 、当時はけっこうお金がかかりました)薬を服用するとなると女性の体にも負担がかかるし、何よりも上手くいかなかったときの落胆とストレスが大きいです。
私は2年半ほど休まず頑張りましたが、もう疲れた・・・二人も元気でかわいい息子たちがいて十分幸せだ~!と思い、きっぱり諦めることにしたんです。望みは捨てて、ベビー用品も処分して、心機一転四人家族で楽しいことをたくさんしよう!と不妊治療をやめたんですね。私が39歳の冬でした。
まさかの自然妊娠!高齢妊婦誕生
私が3人目の妊娠に気づいたのは41歳になって間もない5月の晴れた日でした。生理が予定日より10日ほど遅れていたんです。あれ?おかしいな・・・とは思っていました。いつもならぴったりくるんです。
この時は、10日前に海外旅行のロサンゼルスから帰ってきたばかりで、旅行先ではハードスケジュールで過ごしていましたし、時差もあり日本と比べると夜昼逆転の生活だったので、つかれもあるのかなぁ・・などと思っていました。
でも!一応!と思いながら、セルフの妊娠検査キットで検査してみたら、な、なんと!!陽性だったんですね!!驚きました。え・・・こんなことある??と。20代から妊活頑張ってもなかなか妊娠できなかった私が40代になって自然に妊娠する何てこと本当にある??と。何回も見直してしまいました。
もう3人目を諦めてから時間が経っていましたし、気持ちも次のステップへと進んでいましたので、正直戸惑う気持ちと、嬉しい気持ち、半分半分だったと思います。もう41だしな・・大丈夫かな、と不安な気持ちもありました。
その後はすぐに上の息子たちを出産したクリニックを受診し、正常に子宮内に妊娠していることを確認。
わあ・・・奇跡だ!!私の体の中に小さな命があるんだ!!と涙がでましたね。
これが、サミーの高齢妊婦生活のはじまりです!
生活の大きな変化~妊娠までの道のり
なぜあんなにも頑張って妊活していた時には妊娠することができなかったのに、今になって自然に赤ちゃんが私のもとに来てくれたのか・・・不思議です。運命。奇跡。そんなふうにしか言えませんが、私なりにその理由を考えてみました!
大きな理由の一つに夫の転職があると思います。それによって、私たちの生活スタイルが大きく変わりました。
私の夫は去年の夏に思い切って退職を決めました。そう、いわゆる脱サラです。
転職前の夫の労働状況は過酷でした。休日は週に1日。会社は飲食業と運送業を営んでいましたが、夫は飲食のほうを任されていました。労働時間が長いうえに、運送業のほうで人手が足りなくなると配達の仕事にもいかなければいけなくなり、時には1日に15時間以上も働いていた時期もありました。早朝に配達の仕事へと出て行ったきり帰宅するのは飲食店を閉めて深夜になりました。私は毎日夫の体のこと、事故を起こさないかなど、心配しながら過ごしていたものです。
当然、夫が家にいないとなると、子供たちを見るのは私の仕事です。ほとんどの日が朝食からワンオペです。そして、夜の寝かしつけまで。
子供たちはかわいいです。でもいらいらすることもあり、いっぱいいっぱいで辛くなることもありました。夫の休みは平日1日だけでしたので、週末はもちろんワンオペです。何とか楽しい週末にしてあげたいと私も頑張りました。なかなかレジャーや旅行に連れて行ってあげることができず、それももどかしかった。それでも、週に一回の夫の休みには家族で楽しい時間を過ごしました。優しい夫は私たちを楽しませるために頑張ってくれました。
子供たちがたちがかわいそうだったのは、朝起きた時にはもうお父さんは家にはいなくて、自分たちが寝るまでにお父さんに会えないことです。長男が夜になるとお父さんに手紙を書いて寝るんです。一つ屋根の下に一緒に住んでいるのにもかかわらず。そして、帰宅した夫はそれを読み、返事を書いてから寝る。息子は朝起きて嬉しそうにお父さんからの手紙を読んでいました。もうお父さんは出て行ったあとです。私は切なくて泣きました。。
夫は必死に家族を守ろうとして頑張ってくれていると知っていたので、私はひたすら彼をサポートして、子育ても一生懸命にしていました。
私たちの妊活はそんな状況の中ですすめていました。当時の自分たちを振り返って、私たちには圧倒的に余裕がなかったように思います。自然妊娠を望めるような妊活も十分にできるような状況でもなかったし、不妊治療に万全な健康状態で挑める心と体の余裕もなかったのではないかと今になって思います。
そして、いつかそんな生活を脱したいと思っていた夫は思い切って会社を辞めて半年後に起業しました。夫は退社する約1年ほど前から、脱サラを考え忙しい仕事の合間(運転中や仕込み中)に勉強していました。そして今では以前とは比べ物にならない自由な生活を手に入れました!
起業して、自分スタイルで働くようになり、8割は在宅ワーク、毎朝のジョギング、8時間睡眠、家にいるときは私の作った栄養満点の(笑)手料理、などゆとりのある生活を手に入れました。余裕があるときには子供たちの送り迎えや家事なども手伝ってくれ私も大助かり!
そして何より、学校や幼稚園が休みの週末に家族皆で過ごせる喜びと楽しさ!!
夫の生活に余裕が生まれると子供たちのこともお願いできるようになり、私も自分の時間がもらえるようになり、運動したり、友達とランチにでかけたり、推しのコンサートへ行ったりと、家事子育て以外にもたくさん楽しみが増えて、ストレスなんて全くない生活へ。ストレスフリー!!一人で子育てと家事に悶々としていたころとはだいぶ環境が変わりました。
こうして生活スタイルが整ってくると、夫も私も自然に妊活のために必要とされている生活習慣の見直しが十分にできていたんだと気づきました!特に夫。今まで多忙に働いていたころは食事の時間も決まっていなかったし、まず、家にいなかったので(笑)外で済ませることがほとんどでした。そして、毎日のジョギング、たっぷりの睡眠。もともとタバコは吸いません。
私自身も夫に勧められ、朝のウォーキングをはじめて、久しぶりに汗をかく気持ちよさを思い出しました。そして、推し活。私が3人目を諦めてからハマったのがBTS!いい歳をしたおばさんが・・と思うかもしれませんが(笑)もう、彼らのくれる癒しは大きく、子育てと妊活以外に目もくれずに走ってきた私には新しい世界で、推し仲間と集まったりコンサートへ行く楽しさは、青春を取り戻した、まさにそんな感じでした!
実は3人目の妊娠発覚の直前に行っていた海外旅行のロサンゼルスも推しの海外コンサートで!(笑)飛び跳ねたり大声で歌ったりしていたんですが、もう楽しくて楽しくて。最高の気分だったんです!まさかおなかの中に小さな命が宿っているとは思ってもみなかったです!(笑)
知らず知らずにできていた妊活に準備万端な生活
- 一日三食栄養バランスの取れた食事
- 適度な運動で体力づくり&ストレス発散
- 十分な睡眠
- 喫煙者は禁煙
妊活の本や記事を読むと、例えばこんなことを参考に生活習慣を見直しましょう!と書いてあります。私も夫も妊娠を目標にしていたわけではないけど、知らず知らずのうちにできていたようです。
年齢を重ねてきたということで体力維持のために始めた運動でしたが、それが妊活に良い影響をもたらしたと言えると思いますし、その毎日の運動や推し活などでストレス発散も十分にできていたと思います。1日3食決まった時間に家庭で用意したバランスの取れた食事をし、8時間以上の睡眠を心がける。
そして、もう一つ大事なのは、妊活をするのにあまり根詰め過ぎないということだと思います。あまりに妊活に一生懸命になりすぎるとかえってストレスに感じてしまったり、うまくいかなかったときの悲しみも大きく、苦しくなってしまいます。私も経験してみて思いますが、新しい命がおなかに宿るということは奇跡です。妊活をしたからといって、絶対に手に入るものではないですね。まずは自分の心と体と、パートナーの心と体を大切にして、自分たちの人生を丁寧に生きる、人生を楽しむ、ことが大切なんではないかな、と思います。
こんな感じで、思いがけず40代で出産することになりそうです!これを機会に不慣れですがブログを書いてみようかなと思いこのサイトを立ち上げました。妊娠経過の報告や、子育て雑談など更新していきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。